唯一の樹の下で

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arrow 狂気
さらさらと頭に音がする。
重ねて見える万華鏡。
解散のタイミングを失ったガラスのかけら達がからからと所在 無さげに揺れる。
私はそれのひとつを摘み上げると、音もなく飲み込む。

五体満足のまま生きてきた私にとって、それは小さな満足。
ただの自己満足。

花を摘み、笑う少女のように。
玩具を掲げ、勇み笑う少年のように。

私はただ自分を傷つけて笑う。
それしか私には残されていない。
心の中には虚無しか残っていない。
あるいは何も。
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2003/04
【コメント】
自分の頭の中。
たまに理解出来なくなる。

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