唯一の樹の下で

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唯一の樹の下で > TEXT > 鑑の中で踊る夢

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arrow 鑑の中で踊る夢
あぁ、何故君はそんなにも美しいのだろうか。

その滑るような髪、
絹のような肌、
太陽の輝きにも似た眼差し。

しかし、あぁ、しかし君は。
そうやって僕を避けようとする。

僕が手を差し出せば、君も抱き返そうとしてくれる。
僕が微笑を向ければ、君も微笑み返してくれる。

なのに、何故!

君を抱きしめようと手を伸ばせば、
君は逃げてしまうのだい?

僕のことを好きな女は、
他にだっていっぱいいるんだ。

あぁ、しかし僕の心はもう、
きみの事しか見る事が出来ないのだ!

そうやって避ければ避けるほど、
君のことを強く抱きしめたくなってしまう!

あぁ、何故!

何故に君はそちらの世界から出てきてはくれない!
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2001/10
【コメント】
ナルキッソス=ナルシスト
君と言うのは水面に移っていた自分だった、
というオチ。

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