唯一の樹の下で

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arrow 最後に書いた文は、それは綺麗な物でした…
「それ」を自覚したのは、
高校生活も半ばを過ぎた
ある夏の日の事でした。

「それ」さえ確認できてしまえば、
後はもう簡単。
堕ちていくだけです。

その「それ」…、
つまり劣等感は、
僕の中でどんどん大きくなっていきました。

人より劣等感の塊が大きかった僕は、
いや、気付くのが早すぎただけかもしれませんが、
それを無くす術を、いや和らげる術すら、
持っていませんでした。

「それ」は僕の心を掴み離さず、
何日も学校を休んでフラフラしたり、
そうかと思えば急に元気に登校したり。
それでも「それ」はあいも変わらず僕の中で…。

いや、一応の努力はしたのです。
普通に暮らしていく中で、
友人、と呼べる人も少なくなかったと思います。

恋愛、と言われるものも何度か経験しました。

馬鹿な事で、色々と世の中に反撥もしました。

笑って、泣いて、笑って笑って、それでも泣いて…。
ずいぶん色んな経験を出来たと思います。

(まぁ、これは僕の主観的な判断で、
他の方がどう思うかわかりませんが…)

あくまで、僕の「それ」に対する意識が深かった、
と言う事でしょう。
皆さんだって、いくつか持ってると思います。
人は弱点を克服することで、
強くなって行くのですから。

さて、お喋りが過ぎましたね。
僕はもう「眠る」事にします。

僕はもう「それ」と付き合うのが、
いや、向き合うと言った方がイイのでしょうか、
嫌になってきました。

なってきた、と言う言い方は正しくありませんね。
ずっと嫌だったんです。
嫌いでした。
憎かったです。
どうしようもなく許せなかったんです。

「自分」が。

それは劣等感と言うより、「自責」の方が強いような気がしますが、
それは結末としてそうなっただけで、
根底には「それ」があったのです。

いままで下らないお遊びに付き合ってくれた方々。
それを見て、僕を好いてくれた方々、
嫌ってくれた方々。
「僕」を「僕個人」として見てくれた、
全ての方々。

本当に有難うございました。

また会う事があれば、その時は笑って話せれば、と思います。

それでは。
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2000/06
【コメント】
遺書みたいなもんだよね。
この頃はほんとに危なかったなぁ。
病気とか鬱とか。
ヘタレでよかった。

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