唯一の樹の下で

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月よ。
悲しみと切なさを湛え、いつにも増して蒼く刺す月よ。
冷たさと静かさを教え、いつでも包み白く護る月よ。

月よ。
何故その光は私には暖かく、
優しさに満ちているのだろう?

月よ。
何故暗き道を照らすかのように、
私を導いてくれるのだろう?

忘れえぬ思い出ならば、
いっそ一思いに殺して欲しい。

拭いきれぬ気持ちならば、
いっそ一思いに消して欲しい。

月よ・・・。
輝く月よ・・・。
消せない思いならば・・・、
全てを・・・、
そう、全てを・・・。

壊して・・・。

-Says

嘘。たった一つの嘘。
僕の心を壊し、
全てを空っぽにした。
優しく笑みを浮かべながら、
とがった爪を立てる。

どこか間違った日常現実。
浮遊感。
この世に馴染めない僕は言った。
「神よ何故私をこの世に御堕としなさった?」

その時もう一人の僕が言う。
「馴染めないなら、この世の全てを変えればいい。」

嘘。たった一つの嘘。
壊したかったんじゃない。
混じりたかったんだ。
優しい笑みを浮かべながら、
冗談を言い合って・・・。

・・・そして僕は自分を、壊した。
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2000/06
【コメント】
多分違う2作だったんだけど(-says)
自分壊しちゃうメドレー的な。
鬱の頃は対外か、対内で壊す対象が揺れます。

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