イライザは言いました。
「どうしてこうも皆立ち行かないのかしら」と。
フルウラは思います。
「貴方がそう思える事、それ自体が幸せだという事に、貴方はいつ気付くのかしらね」
そしてイライザはフルウラに微笑むのです。
「あなたにこんな事を言っても無駄かもしれないけど…
それでも私は笑っているの。それだけは悲しいけれど、すばらしい事」
フルウラは風に吹かれながら、イライザの目を見つめ続けます。
それはきっと、雲一滴無い水面の空がイチゴジャムになり、ブルーベリーソースに変わるまで。
それはきっと、爽やかに包む真綿の空気が、麻のように堅くなり、筵のように刺さるまで。
今日は素晴らしい1日でした。
明日はきっと、穏やかに一歩死へと近づくでしょう。