夕闇に僕は左手を掲げ、
宵闇に僕は右手を隠す。
衝動として持ちうる最大限の愚かな欲望を、
杳として行方はわからず解き放つ術も無い。
いざ、という時は既に消え去り、
ただ暖かい空虚 - 或いはむなしさ - だけが辺りを包む。
雪が降る。暑い夏。
長雨が空を包む。深い空。
一度は失ったはずの、安っぽい信頼だけがいつのまにか増大し、
もう失えない、何か重しのような威圧感で身体を包む。
躯。
首が伸び、やがて落つる。
情報の波に飲まれ、
いつぞやからデジタルの居場所は消え去り、
全ての足跡は偽装され、
廃墟とかした異常を捕らえられないまま落ちる。
くだらない冒険がまだ世界の全てだった頃。
繰り返す日常がまだ永遠の始まりだった頃。
いつまでもいつまでも繰り返す、綺麗な悪夢。
いつまでもいつまでも繰り返す、連鎖の科学。
いまはもう射出され、反射を求める術も無い。
ただひたすらに、虚空を彷徨うだけ。
夕闇に僕は星を見上げ、
宵闇に僕は愛を語る。
偽りの言葉で。
偽りの感情で。
偽りの笑顔で。
偽りの君に。
情動として持ちうる最大限の簡易な劣情を、
僕は偽りの言葉と感情と笑顔で、君に放った。
コメント (1)
わからないんです><
投稿者: tesなんです>< | 2008年01月23日 19:54
日時: 2008年01月23日 19:54