さりとて、愚かなのは私。
どうせ望みえぬ物と思い、安易な劣情を抱いた腐食。
ただ徒に恋焦れる故、それは決して振動を伴う物ではない。
柔肌の撫ぜる気配はなく、心爆ぜる事もない。
カラカラ笑む思い人。
気配無く傷を抉り、張り付く仮面の笑みが壊れ。
幸福後空虚なのか、虚無後快楽なのか。
褐色色の飲料なのか、透明な果実なのか。
赤彩色の悲鳴、
褐彩色の嘆息、
冷彩色の感慨、
無彩色の綺麗。
愁眉開いた気持ちのまま、私は沈んで行きました。
淡色の死、
単色の生。
11桁の番号、静まり返る暗闇、暗躍する2進法、通過する異次元。
翌日、繊細且つ情熱的に太陽が照らすのは、
おそらく空虚。おそらく肉と血。
まぁだからなんだって話。