気付けば何も成長のないまま、また春が来る。
鬱陶しい青空と、抜けるような淡い桃色がそろそろ来る。
いざとなれば、どこかに飛んでしまえばいいのだろうか。
或いは、そのまま堕ちてしまえばいいのだろうか。
誰も救えない。
誰も救わない。
誰にも救えない。
誰をも救えない。
痛みすら伴う日常の中で、
一体何を望むだろう。
願うだろう。
知らない町の知らない店で、
空を見上げながら思う。思う。
あぁ、早く週末がこないかな。
あぁ、早く終末がこないかな。
雪の重さに耐えられなかった。
枝は伸びずに、多分枯れた。
長い時間は、まだまだ足りない。