なんつーかさ、ガキの頃から東京在住だった俺には流石に基地っていうのはなかったけど、
見たことない道路だったり、行った事のない土地だったり、そういうものが沢山あったよなぁ。
あんまり行動的なガキではなかったけど、バット一本だけ持って友人3人くらいで
「曲がり道出たらコレ倒れた方向に進もうぜ!」つって無駄に探索したっけか。
結局昼~夕方までかけて、隣街までしか進めなくて。
その癖、なんであんなに楽しかったのかなぁ。
夏になると、色々な事を思い出す。
海に行った事、好きだった子とプールに行った事、学校のプールがたるかった事、
遊園地に行ったり、花火見に行ったり、祭りに行ったり。
当たり前だけどお金なんかなくて、1000円とか2000円だけ貰って財布に入れて。
けど、それだってガキにとっちゃ大金だった。
今じゃ財布の中に数万は入ってて、車の免許もあって、行きたいトコにすぐに行けるようになった。
だけど、なんか大事な物を見失った気がするなぁ。
けど、暇だからってんで「じゃぁ始めに見つけたドンキホーテに入ろうぜ!」って言って、
東村山越えて埼玉あたりまで行った俺らは、まだまだあの頃の馬鹿さから成長してないのかもしれない。
考えてみりゃ、悪くはない。